家計節約の方法で、してはいけない3つの禁止事項!

家計節約の方法でしてはいけない3つの禁止事項。方法

家計節約の方法で、してはいけない3つの禁止事項をあげてみました。この三つの禁止事項を
しないことで節約マインドが大幅に身に付きます。ラテマネーの放置、即決買い、収入優先の
してはいけない三つの節約方法についてです。

節約の大敵である「ラテマネー」の放置。

ラテマネー
ラテマネー

ラテマネーは、「自動的に大金持ちになる方法ーオートマチックミリオネア」の著者デビット・バック
氏の言葉で「無意識で日常的に使ってしまっている自分にとって実際は重要でないお金」です。

例えとして習慣的に毎朝買っているカフェラテみたいなもので、そこからラテマネーという言葉を
使っています。

案外たばこもラテマネー化して継続して購入している人も多いかもしれません。

カフェラテにしてもたばこにしても、400 ~500円はします。毎日購入すれば年間では約16万5000円
前後にもなります。

もし、この年間16万5000円ものお金があなたやあなたに家族にとって重要でない、つまり使わなければ使わないで済ませたお金だったとしたら大きな無駄をしていることになるかもしれません。

このような、必要性を感じていないのに、習慣で毎日繰り返し買ってしまうラテマネーを放置
していることは、節約の大敵です。

ラテマネーの放置は、本来もっと多くできるはずの節約に限界点を作ってしまいます。

もうこれ以上は支出を削れないと思い込んでしまっているわけです。

逆に見方を変えて収入バランスからして適正な支出を行う場合でも、少額だからと有効性を意識せず
ラテマネー的に使う場合と、自分にとって価値を見出していることや物に絞ってお金を使うすれば
人生においてお金を使う満足度が増すことで気持ち的に豊かさが増します。

案外そういう人はレストランで時には美味しい食事を楽しんでいたり、旅行をしたりしても、しっかり
貯金はできているひとが多いようです。

おそらく、収入はそれほど他と大差なくても日頃の生活でラテマネーを徹底的に排除した結果お金に
余裕ができているのではないかと思います。

あなたも、節約の実効性を出すため、そして豊かな消費マインドを得るためにもこのラテマネー
を人生から排除してみたらいかがでしょうか。

節約を邪魔する即決買い。

即決買い
即決買い

お買い物をするとき、買うか買わないか即決できないで迷うことがあります。時にはお店の売り場でその場で迷って考えこんでしまうこともあると思います。

傍で見ている他人からは優柔不断な性格でカッコ悪いと思われ例るかもしれません。

確かにビジネスの鉄則では即決して機を逃がさないことが重要だと言われています。

ですが、家計を預かる主婦の買い物はビジネスとは違います

即決できなくて買うか買わないか迷っているのでは、優柔不断ではなく十分検討を重ねている
ということです。

実際、私自身も買ってしまってから、後悔してしまったことが何度もあります。

では、なぜ即決は、節約の邪魔でおススメできないかという理由をご説明します。

主婦の買い物は、ビジネスと大きく違うのは、ビジネスには確かに好機があり即決しないと
ビジネスチャンスを逃してしまいます。

ですが、主婦の買い物では、売る側が期間限定とか数量限定とか、残りあと3個とか、後5分でセール
終了とか、これら皆ほとんどが売る側が迷っている客に購入の決断を促す手段であり、言い換えれば
売る側の仕組んだ作られたチャンスです。確かに限定セールは信用にかかわりますので、そこでいったん終わらせますが、作られたチャンスなので少したてばまた同じようなセール戦略を繰り広げます。

ですから即決することは、本当に緊急で必要なもの以外は売る側の策略にはまった「愚か者」という見方もできます。

つまり、即決で買い物をした方がカッコ悪いと思います。

私自身もこの考え方をしてから、買ったあとの後悔がほとんどなくなりました。

即決でなく時間をおいてもやっぱり買おうと思うものは、自分自身でも十分納得しているからです。

この辺のご説明も売る側の戦略も併せてもう少しします。

私たちが物を買う時、買う気にさせられてしまうのは、そのものを購入したあとの将来の利益
感じたときです。

この将来の利益を客に刷り込むのが売り手の常とう手段です。このことを業界ではベネフィットを
見せる
といいます。ベネフィットとは、「得る利益」という意味ですが私たち客は、商品を買った
ことで、これから良い未来が待っていると感じたとき財布のひもが緩みます。

自分自身の価値観を育てる。
自分自身の価値観を育てる。

例えば例をあげると、電気屋さんで高解像度でバッテリー時間が長い高性能のビデオカメラがセール
中だとします。性能スペックは格段良い数値がステッカーに赤字で表示されていますが、もともと
その機種をかおうと決めていた客以外はこれだけでは見向きもしません。

ところが、そこに柔らかい文字で「このカメラがあなたの家族の幸せシーンを美しく永遠に残せます」
みたいな表示があると理屈ぬきで買う気にさせられてしまいます。

これが売り手のベネフィットを見せる戦略です。

このことが悪いわけではありませんがこれは店側が客に気づかせたベネフィットです。つまり、店側にとっては、強調したいことです。

思い返してみても私が以前即決で買い物をして後悔したときは、この店が与えてくれたベネフィット
だけの判断で買ったためでした。

即決しなければ、もっと自分の今の状況にあった真のベネフィットが感じられます。

その結果良ければ買えばいいですし、あるいは別のことにお金を使うことでもっと大きなベネフィット
を得られることに気づくかもしれません。

その時は買わなければいいわけです。

説明が長くなってしまいましたが私が言いたいことは即決買い、衝動買いは店の戦略にはまって
しまうリスクが大きいということです。

店は私たちの生活、嗜好などわかりません。売れればいいわけです。店の戦略にのせられれば、節約
とは逆行した結果しかでません。

節約を取り除く「もっと稼げばいい」的思考。

家計簿で節約
家計簿で節約

自営業者や会社経営者は自らのモチベーションアップのため、「節約しなくてももっと稼げばいい」
とい考え方があります。

サラリーマンでも営業を中心に自分の成績が収入に直結するひともいます。

ですが、この考えは、多くのサラリーマンには当てはまりませんしリスクもはらんでいます。

問題なのが「節約しなくても」の部分です。

「節約をしなくても」は言い換えれば収入を増やせた分は「生活を広げる」つまりたくさんお金を
使うことになります。

バブル経済
バブル経済

ですが、人間というんは一度広げてしまった生活は、もとに戻すのは難しい生き物です。

私自身もこの考えで不幸のどん底にはまった人たちをたくさん見てきました。

多かったのがバブル時代を享受した建設関係の自営業者です。収入が月に100万円、200万円
を超える自営業者はざらにいました。

しかしこの人たちは、王様気取りで生活を広げ稼いだお金を貯金することもなく使ってしまいました。

その後バブルがはじけ、借金地獄に落ちいったり、自殺したり、そこまでいかなくても私から見て
普通の暮らしをしているのに、みじめな気持ちで自虐的になったりした人がかなりいました。

この人たちに直に話をきくと、収入が10倍も増えると、王様、殿様気分で自分が偉くなった錯覚
に陥り、毎日が楽しく将来もづっとこの状況が続くと思い込んでいたと言います。

ですが、このことは他人事ではありません。だれしも収入が増えれば先のあげた気持ちに多かれ少なかれなってしまうのが人間です。

ですから私は「節約するならもっと稼げばいい」という考えははリスクが大きく、収入がどうであれ
人生で無駄な支出はしない。もし収入が増えたら増えた分は貯金が増えるという考えをおススメします。

たしかに、「節約しなくてももっと稼げばいい」と考えるひとは前向きで能力の高い人が多いのも
事実です。

しかし発想を少し転換して「もっと稼げばいい」で増えた収入はそのお金でさらにお金を増やすという
さらなる前向き思考をしたらいかがかと思います。

まとめ

今回は「家計節約の方法で、してはいけない3つの禁止事項。」というテーマでお送りしました。

家計を節約して貯金を増やそうとしているとき、その妨げになる項目を「3つの禁止事項」
という名目で上げました。

あなたの節約が実を結ぶことを願ってお送りしました。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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