家計の節約方法で、新鮮な食材を安いときに大量に購入し長く持たせる食材の保存テクニック
です。野菜、果物、卵、米の食材の保存テクニック。食材の保存テクニックを知ることでやり
くり上手になります。それと同時に新鮮な食材の見分け方も大事な要素です。極力新鮮な食材
をスーパーで購入すればその分保存日数が増します。
食材の保存テクニックで家計を節約。
野菜、果物、卵、貝類の上手な保存方法を紹介します。
一言に野菜と言っても野菜ごとに最適な保存方法は違ってきます。
例えば小松菜や白菜、アスパラの様に上に向かって伸びてゆく立ち野菜は、畑で育っているときと
同じように立てて保存すれば長持ちします。
立ち野菜は、自分でまっすぐに立とうとする性質があるので、自然な姿勢のほうが、保存するとき
も適しています。
里芋、ゴボウ、ニンジン、大根などは、泥がついたままの方が長持ちします。
果物のなかでも温かい地域で育つバナナ、マンゴ、パパイアなどの南国フルーツは冷蔵庫に
入れると低温障害を起こし、皮が変色します。室温で保存した方が持ちが長くなります。
代表的な野菜の保存方法
ほうれん草は、濡らした新聞紙に包み野菜室に立てて保存します。
キャベツは丸ごと買った方がカット品より持ちが断然いいです。ただし、使いきれないときは
買ったら直ぐに芯をくりぬき、穴に、濡らしたペーパータオルを詰め、ビニール製の袋に入れて
保存します。
白菜は旬の11~2月のものは、長持ちするので丸ごと購入して新聞紙に包んで涼しい場所に
保存します。
4~10月に収穫されるものは、傷みやすいので消費する量が少ない場合はカットしたものを
選び直ぐに消費しましょう。
レタスは、芯の切り口に小麦粉を塗り、濡らしたペーパータオルで包みます。
大根やカブは、葉つきのままだと、葉が栄養を吸ってしまうので購入したらすぐに葉を落とし
それぞれ別に保存します。冬以外は野菜室に立てて保存します。
落とした葉は当然調理に使います。これでも立派な青野菜なのでお味噌汁の具とか浅漬けや
お浸し、炒め物にしても美味しくいただけ栄養価も高い。
じゃがいもは、夏は冷蔵庫、夏以外は新聞紙に包んで冷暗場所へ。そのときリンゴを一つ入れて
置くとリンゴのエチレンガスの影響で発芽を防いでくれます。
くだもの、卵の保存方法。
くだもの、卵の保存方法です。
南国産フルーツのバナナ、パインアップル、キウイフルーツ
マンゴー、パパイアは常温で保存します。
またバナナは皮をあらかじめ剝いてしまってラップに包んで冷蔵庫に入れておけば
夏場のアイスキャンディーの代わりになります。
卵はとがったほうを下にして保存します。そうすれば気室が上になるので持ちが良く
なります。
ゆでてしまった後は2日程度で食べてしまいましょう。
料理で卵黄だけ使用し余った卵白は冷凍保存して後で自然解凍すれば生の時
と同様の状態に戻せます。
バターは意外と思われるかもしれませんが長期間冷蔵庫に入れて置くと味が落ちてくる
ので、使わない分だけ分けて冷凍保存すれば風味が劣化しません。
お米の保存
お米は産地の農家から一度に購入すると安く手に入ります。精米していないコメは
保存しても美味しくいただけます。精米前のお米を購入しましょう。
籾殻のついたお米はそのままで鮮度が長続きします。玄米であれば13℃以下に保っておけば
お米の水分が抜けづ新米のようなお米が食べられます。冬場は冷暗場所で保管し夏場は冷蔵庫
に入れれば鮮度が落ちません。
その場合精米は、10kg単位で食べるぶんだけ精米すれば新米のようなお米が
食べられます。
精米は最近は各所にコイン精米機があるので安価で必要なぶんだけ精米できます。
精米後の糠は持ち帰り利用します。
精米したコメは、1か月以内に食べるくらいが美味しくいただけます。
夏場は虫がわきやすいので、虫よけとして米櫃のなかに赤トウガラシやニンニクを入れると
虫よけ効果があります。
貝類の保存方法
アサリ、シジミ、ハマグリなどの貝類を長期保存する方法です。
コツは新鮮なうちに冷凍保存します。
まず良く洗ってから、しっかり塩抜きをします。
そして、水気をよく切ってからポリ袋に平らに入れて冷凍保存。
食べるときは、解凍せずにサッと水洗いして凍ったまま調理します。
新鮮な食材の見分け方法。
新鮮な野菜、魚、肉を見分ける方法についてです。新鮮な食材を選ぶことで自宅での保存
期間が長くなります。
新鮮な野菜の見分け方
トマトは、へたの部分が青く、表面の皮のつやが良く張っているもの。手に取って多少重み
を感じるもの。
ピーマンはへたの部分が濃い緑色でつやのあるもの。赤や黄色、オレンジのパブリカは
表面の色が鮮やかなもの。
ナスはへたの付いている部分と皮の境目が白くはっきりしているもの。へたにとげとげが
まだ残っているもの。
アスパラガスは切り口の白いもの。穂先がしまっていて、はかまがしっかりと付いているもの。
新鮮な魚の見分け方
魚は、身が硬く引き締まって弾力があるもの。傷がなく目が濁っていないこと。
エラの形の崩れていなくて、エラの色が赤いもの。
切った魚は、切り口に透明感があり、身と血合い、身と皮の境がハッキリしているもの。
新鮮な肉の見分け方
牛肉は鮮やかな赤い色をしているもの。指で押してみて弾力のあるものが良い。
豚肉は淡いピンク色をしているもの。脂身の部分が白く光沢があるものが良い。
鶏肉は透明なピンク色で、皮の部分は毛穴が盛り上がっているものが良い。
まとめ
今回は「家計節約の方法、食材保存テクニック!」というテーマでお送りしました。
食材のテクニックを活用すれば、食材を安いときにまとめて購入でき家計節約には必須な知識
です。今回は野菜、果物、卵の上手な保存方法を紹介しました。
さらに、新鮮な食材を見分けることでより長く保存期間が確保できます。新鮮な野菜、魚、肉を
見分ける方法について述べました。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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