家計の節約をするなら固定費をしっかり把握して、固定費の無駄を徹底検証しましょう。
ここでは、あなたの家計の固定費のリスト化の方法を紹介します。そして固定費を
手取り収入の50%に何とか持っていきましょう。
固定費の考えとまとめ方。
家計簿帳などを使って固定費を把握してみましょう。
固定費とは、毎月一定額が必ずかかる支出のことです。
家賃などの様に毎月金額が一定で確定している支出項目と通信費のうち携帯代の様に
固定部分と使用量に応じて増減する変動要素がる支出項目があります。
固定費の具体例は、住居費、掛け捨ての保険料、教育費、ローン、プロバイダ料金、通勤定期
新聞代、受信料、携帯代、固定電話代、電気代、ガス代、水道代、車両費などです。
預金のうち定期預金などの強制貯金は、天引きや引き落としになる貯金は固定費欄に入れましょう。
固定費の考え方、まとめ方として特にこれが正解というものはありません。
私が紹介したまとめ方は、固定費を月ごとの出費の中で初めから自由にならない支出
としてまとめました。
こうすることで非常に家計に収支が分かりやすくなります。
(手取り収入)=(額面収入)ー(税金+社会保険料)
(生活費)=(手取り収入)-【(固定費)+(強制貯金)】
もし仮に日頃家計簿をつけていなくても固定費はクレジットカード明細や預金通帳からすぐ
分かるので固定費を明確にすることで、上の計算式に当てはめれば生活費(自由になるお金)
がすぐに計算できます。
月々変動幅のある固定費は、固定費のリスト化を半年ほど行って予定費の額を実際に合わせて
いきます。そして固定費のトータルを出すときは、月々変動幅のある固定費は予定金額を
足して計算します。
こうしてみれば支出の中での固定費と生活費(自由になるお金)の比率がでます。
生活費の割合が少ないと生活はきつく感じます。
固定費を記録(リスト化)
固定費の月ごとの支出額を銀行通帳やクレジットカードの明細をみて固定費の表に
まとめましょう。
変動要素のある固定費には予定金額を記入しています。
以下に固定費の記入例」を載せます。
項目 | 金額(予定金額) | 支払日 |
家賃 | 9,6000 | 5/28 |
電気代 | 7,800(6,400) | 5/18 |
ガス代 | 6,300(5,800) | 5/20 |
新聞代 | 5,300 | 5/2 |
個人年金 | 10,200 | 5/20 |
定期預金 | 5,000 | 5/1 |
毎月変動のある固定費は( )の中に予定金額を記入し半年ほどリスト化して精度を上げていきます。
そしてある程度で固定し、月々実際額が予定額を超過した場合その翌月以降で帳尻を合わせること
が大切です。
また季節によって大きくかわるガス代などは季節ごとの差額は年間で帳尻を合わせます。
固定費を手取り収入の5割に留める。
固定費のなかで、強制貯金を除いた分は手取りの50%以内に留めましょう。
結局固定費が多いと貯金にまわす分がなくなり生活も苦しく感じてしまいます。
そして、いよいよ固定費を見直す作業に入ります。目標は固定費のなかで、強制貯金を除いた分は手取りの50%以内です。
固定費の中で多すぎるもの、無駄なものを色々工夫して、アイデアをだしながら削減の検討
をしていきます。
そのとき、やはり固定費の中でも大きな割合を占めがちな住居費、車両費、保険料、教育費
は過大にならないようにします。
引っ越し、車格を下げる、カーシェアリングにする、塾の見直しなどを行っていきます。
また貯金は子供のいる家庭でも10~20%は頑張りたいところです。
まとめ
今回は「家計費の節約ならまず固定費のリスト化から!」というテーマでお送りしました。
あなたの家計の固定費を具体的にリスト化し実態を把握し、手取りの50%以内に留めるという
具体的方法についてまとめました。
この記事が家計節約の出発点になれば幸いです。
関連記事「家計費節約は、まずは固定費を減らすコツのまとめ!」
最後までご覧いただきありがとうございました。
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