家計費の節約は固定費から!冷暖房費を減らすコツ。

固定費

家計費の節約を固定費をチェックすることで減らしましょう。今回は冷暖房費を減らすコツを紹介します。暖房費を減らす7つのポイントと冷房費を減らす7つのポイントについてです。

暖房費を安くする7つのポイント。

私たちの暮らしで、暖房を使用する時期はだいたい11月から3月いっぱいと約5が月は暖房のお世話
になっています。

あくまでも、快適さを損なわずに暖房費を減らすコツを紹介します。

適切な暖房器具を使う。

暖房器具も様々あります。電気エアコン、石油ファンヒーター、石油ストーブ、電気ヒーターなど。

そして最近は手軽な暖房器具として電気エアコンが良く使われます。最近は省エネタイプもだいぶ
普及しました。

ただ、エアコンは暖房には苦手なしくみをしています。エアコンは電気で熱を発生させているのではなく、あくまでも熱交換をしています。

例えば冷房であれば外気が30℃で室内を25℃にしたければ、5℃分の外気の熱を奪うことで25度に冷却された熱交換装置に、室内空気を通し循環させることで冷気を作り出します。

つまり冷房では、たった5℃分の熱交換ですみます。

ですがエアコンを暖房に使った場合、外気温度がマイナス2度の真冬の場合室内温度を25度にしたければ室内と室外の温度差分27度分の熱交換をしなければなろません。

確かにエアコンは、燃焼させるものがないのでクリーンというメリットは捨てられません。

ですので、エアコンの暖房の使用は、真冬以外で室外の温度が10度程度ある場合に使うのが適切です。

そして真冬ではやはり燃焼で熱を発生する仕組みの石油ファンヒーター、石油ストーブが暖房費を減らすには必須となります。

窓から熱を逃がさない。

部屋の暖房をしようとした場合最も避けたいのがせっかく暖房した暖気を窓から逃がしてしまうことです。

逆に言えば窓が一番熱を外に逃がしやすいため、窓からの熱を逃がすのを防ぐ工夫をしましょう。

断熱効果が高いのが2重ガラスの窓です。2重ガラスは、窓の結露を防ぐ効果もあります。

ガラスは熱を伝えやすいので2重にすることで間に空気層ができて大きな断熱効果をもちます。

シングルガラスの窓ガラスでも窓ガラス用断熱シートを張ることによって断熱効果を上げられます。もちろん二重ガラスに張れば一層効果がまします。

さらに窓ガラス用断熱シートは、台風などで万が一ガラスが割れた時の飛散防止機能や紫外線カット
機能がありさらに、取り付けも水でぬらすだけの簡単なタイプもあります。

そして、カーテンを有効に使います。カーテンは床にしっかり着くサイズで極力厚手のものが良いでしょう。

さらに、雨戸を閉めることによって窓ガラスと雨戸の2重の区切りが外と室内の間にできるので雨戸のある部屋は、日が落ちた頃に合わせて雨戸を断熱に有効活用しましょう。

床から熱を逃がさない。

冬場は、床のフローリングなどかなり冷気が伝わります。そこで、床からの熱を逃がさないコツは
断熱シートを敷くことです。

カーペットの下やコタツのしたなどに断熱シートをまんべんなくひきましょう。

断熱シートは我が家は100円均一のものを使用していますが効果はかなりあります。

さらに、コタツにしたとか、あまり膨らみが気にならないところでは段ボールを断熱材と併せて
敷くと一層効果がでます。

段ボールは中に空気層があるので実は断熱効果がかなりあり、しかもタダで
手に入れることができます

これを使わないてはありません。

家計費が減って喜ぶ主婦

着るもので工夫する。

少しくらい寒いと感じた程度だったら衣類の調節で乗り切りましょう。

家事などをして体を動かしているときはさほど寒さを感じないのにテレビを見たり本を読んだり
して体を動かさないときは寒く感じたりします。

例えば、リビングにちょっと寒く感じたときすぐに着られるよな袢纏(はんてん)を置いておくと直ぐに暖房スイッチに手がいかなくなります。

そして、テレビを見るときはひざ掛けやソックスにさらに毛糸のゆったりした靴下をはいたりするのも
有効です。

体感温度はひざかけで2,5℃靴下で0,6℃、カーディガンで2,2℃も上がるというデータも
あります。

また、家事などしているときは作業性が落ちないように袖なしのジャケットを着れば軽快に動けます。

スポット暖房をする。

最近の家はリビングが広めに設計されていたり、ダイニングと一体になっている場合も多くさらに
居住空間を広く感じさせるため天井の高さも高い設計の家も増えています。

でもこれって冷暖房経費減には問題です。

そこで、工夫することは、スポット暖房の考えを取り入れます。

例えば、家族が誰もいなくてあなただけがリビングと通しのキッチンで料理をしている
とき、部屋全体を暖房するのではなく、キッチンアイランドの下だけホットカーペットを敷きます。

もちろん断熱シートも活用します。たしかに、電気の暖房は割高ですが、逆にスポット暖房には利便性も高く入り切りが簡単で面積が小さいのでそれほど電気は消費しません。

おなじ考えで化粧ルームなどそれほど長時間滞在しない所は電気式のセラミックヒーターで足元だけ温めれば十分です。

そして、スポット暖房の代表といえばコタツです。

コタツを置いて、さらにコタツの掛け布団を2枚掛けにし、さらに敷布団もひきます。
こうすれば効率よくコタツの中はポカポカな状態を保てます。

最近、ガス式の床暖房を導入している家庭もありますが、床暖房も極力ブロック分けして設置して
人がいるブロックだけ電源を入れます。

床暖房でくつろぐネコ

そして、フローリングの床暖房は直に使うと熱がどんどん逃げていきますか、そこに、カーペットや
座布団、クッションを置くと熱がどんどんこもっていきます

この熱のこもった低い場所でくつろげば床暖房の設定は最低で済みます。

ここでも、部屋全体を温めるのではなくスポット暖房の考えをするわけです。

全体暖房なら扇風機の活用。

広いリビングで家族が皆集結しているときは、部屋全体を温めたほうが快適な場合も
あります。

そのとき、扇風機の活用が有効です。

暖房された暖かい空気は、膨張するので天井に向かっていきます。しかし天井を温めても
無意味で非効率です。

そこで扇風機を天井に向けて低速で回すことで空気の対流が起き天井の温かい空気が下に
降りてきます。

扇風機の消費電力は、非常に小さくて1時間回しても0,6円程度です。

加湿器を使い体感温度を上げる。

冬場は空気が乾燥しがちですが、人間は湿度が15%上がると体感温度は1℃上がります。

冬場は部屋の湿度を下げないこともコツの一つ。加湿器を使って適度な湿度を保つことで
エアコンの設定温度を下げることができます。

また洗濯物の室内干しや観葉植物を置いても部屋の湿度は下がりにくくなります。

冷房費を安くする7つのポイント。

冷房は、暖房と違い衣服の調節もききません。そして湿度を下げる目的でも使います。
冷房費を下げる7つのポイントを紹介します。

夏の日中に電力会社の電力の需給がひっ迫するのは真夏の昼間エアコンの稼働によります。家計費節約にあわせて電力会社の電力の需給の安定にも協力しましょう。

エアコン

エアコンと扇風機の併用。

通常はエアコンの冷気の吹き出しは、一か所ですので、冷やされた場所とそうでない場所と
むらが出来ます。

暖房の節約のところでも紹介しましたが、扇風機で室内の空気を対流させることで、冷房代の節約効果がでます。

そして、室内温度をある程度下げると扇風機の風が涼しく感じます。

つまり扇風機を回すことで室内の空気の対流効果と風を発生させて直接あたることでエアコンの設定温度を高めにしても快適に過ごせます。

エアコンを入れる前の換気。

エアコンの電気消費量はつけ始めが最も電気を食います。温度設定値に対して今の室温が
離れていればいる程、出力を大きくして希望通りの設定値により速く近づけるように設計
されています。つまり快適さを優先しているわけです。

例えば外出から帰り、窓を閉め切って熱気のこもったままエアコンの電源を入れるとエアコン
はフル回転状態となって電気を消費してしまいます。

こんな時、いきなりエアコンを入れないで部屋の窓を2方向開けて風が抜けるようにして
部屋の空気が入れ換わるまで5分ほど待ちます。

こうすることで無駄な空気を冷やすことが無くなります。

エアコンつけっぱなし作戦。

冷房の効いた部屋に長時間いて少し外出して確実にまた戻るのであれば30分から1時間以内
の外出であれば、エアコンを消してしまうより設定を高めにして自動運転でつけっぱなしのほう
が得になります。

意外かもしれませんが、理由は先ほどのエアコンをつけた直後のフル回転を防ぐためです。

エアコンの設定

エアコン風量設定マニュアルモード活用。

エアコンの設定温度は、なるべく高め設定が節約になるのは当然ですが、試していただきたいのが
次の方法です。

エアコンを使っていてもう1℃設定を下げたいなと思ったとき、温度設定はそのままで風量を
マニュアルモードにして強くします。これで我慢できない様であれば温度設定を下げて風量を
自動にもどします。

エアコンの設定温度をあげると、そのままエアコンのコンプレッサーをさらに動かすことになりますが
風量を強にしてもエアコンのファンはそれほど電気を食いません。

つまり扇風機をエアコンと併用する考えと少し似ているのですが、少ない消費で部屋の空気の対流を
良くしてさらに、風量がある程度強いほうが熱交換の効率も良くなります。

すこし、面倒くさいですがチャレンジしてみてください。

エアコンの除湿モードは使わない。

エアコンには、必ず除湿モードが付いています。エアコンによって除湿の方式は異なりますが
大半が除湿の仕組みが「再加熱方式」です。これはいったん空気の熱を奪い除湿した空気を再び温めて室温に近い湿度の低い空気を作り出します。

そんな原理上、冷房より節電効果がありません。一見除湿は冷やしていないから電気を食わない
と勘違いしそうですがそうではありません。

あなたの家のエアコンがカタログを調べてこの「再加熱方式」であれば除湿モードは極力使用を避けましょう。

直射日光を避ける

冷房の節約に直射日光は大敵です。例えば窓に直射日光が差し込んでいる場合、たとえカーテン
をしても窓の周辺はかなりの温度に上昇してしまいます。

日除けとして「よしず」や「日除けシェード」を使い窓に直射日光がかかるのを避けましょう。

また、すこし手間ですが、グリーンカーテンを育てれば風通しもよく見栄えもします。

また、屋外機に直射日光がかかると冷房効率が下がります。屋外機用のひさしや日中だけ
「よしず」を使うてもあります。

ただし屋外機のファンの吹き出し部分には物をおいて排気風を遮らないようにしてください。廃熱
高率が落ちてしまいます。

エアコンの風通しを良くしておく。

冷房効果に大切なのが冷気の風通しです。エアコンの吹き出し口の下にものを置くのは避けましょう。
結果的に冷気を遮ったものとその周辺を冷やしていることになってしまいます。

冷やす目的はあくまで人間です。

エアコンのフィルターの掃除

またエアコンのフィルターはサインが出る前に掃除しておきます。月の一度は最低でも掃除して風の詰まりを少しでも無くしましょう。

まとめ

今回は「家計費の節約は固定費から!冷暖房費を減らすコツ。」というテーマでお送りいたしました。

暖房費を減らす6つのポイントと冷房費を減らす7つのポイントについてご紹介しました。

今回の冷暖房費を減らすコツを実践して「節約」を楽しみましょう。

関連まとめ記事「家計費節約は、まずは固定費を減らすコツのまとめ!」もご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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