家計収入の中での住居費の適切な割合や住居費を減らす裏技、住宅ローンのなどについて
まとめました。家計支出中の固定費で一番大きな割合が住居費です。しかも家賃などの住居費
は固定費のなかでも引っ越さなければ変えられない簡単には変えられない大きな固定出費です。
この記事を読んで今後の参考にしてください。
住居費の家賃と手取り収入の割合。
家賃は、手取り収入で月収の25~27%が理想です。超えている場合は更新時期などに
引っ越しを含めた大胆な見直しを考えましょう。
都会など家賃相場が高騰している地域のマンション住まいでも最大譲って考えても住居費は手取り
月収の30%以内に留めましょう。
例えば世帯の手取り収入が43万円なら住居費は上限は12万9000です。
この30%の境を超えてしまうと家計のやりくりが相当厳しくなります。逆に25%、20%
と下げることにより固定費が減り生活はかなりゆとりがでます。
手取り収入が43万円の場合20%では、8万6000えんです。30%の場合の12万9000円
より4万3000円毎月固定費ですから決まって差額が生じます。この差はかなり大きいと思います。
住居・家具費の実際。
住居・家具費の実際の世帯返金を見てみましょう。
固定費のなかの統計で出されている住居・家具費の内訳は、家賃、管理費、住宅ローン、修繕積立金
家具などの集計です。
二人以上の世帯での住居費・家具費は平均が6万2322円です。
(内訳、持ち家率70,7%、住宅ローンを支払っている世帯は35,3%)
ちなみに単身世帯の場合は4万894円です。
住宅ローンの目安。
住宅ローンは、月の負担だけに着目して負担割合を減らすと返済期間は長くなり総返済額は多く
なります。
例えば3000万円の住宅ローンを年利1,5%で借りた場合、35年間で返済すると総支払額は3858万円
です。一方25年間で返済すると総支払額は3600万円です。
しかし当然ながら返済期間を短くすると月々の支払額、固定費は高くなります。
先ほどの例では、35年返済で月々約9万2000円ですが30年返済では、約12万円にも
なります。
冒頭に書きましたように月々の手取り収入の25~27%を目安に決めましょう。
さらに住宅ローンは長期にわたるため今の世帯収入、御主人と奥様の収入がこの先必ず安定して
入る保証はありません。
そして、ボーナスをローンに組み入れるのは非常にリスクがあります。ボーナスは元来「賞与」
ですから会社の業績に左右されやすいものです。
だだし、ローン会社によっては、ボーナスが無くなった場合など途中から月々払いのみに変更
出来るところもあります。ボーナス払いを併用する場合は必ず確認しておきましょう。
ですので、返済期間は手取り収入の25~27%を目安に返済期間を設定してお金が余ったその都度
手数料なしで少額で繰り上げ返済が可能なローンがおすすめです。
参考までに、私の家の住宅ローンについてご紹介します。
私の家庭の場合返済は月々の手取り月収の23%とかなり低めに設定しました。当然ながら
ボーナス払いはありません。
ローンは30年払いでローン会社は「日本住宅ローン株式会社」のMCJフラットプレミアムという商品で、選んだ理由は繰り上げ返済が手数料なしで自由にできるからです。
インターネットでの手続きに限られますが、手数料無料で1円以上から好きな金額を好きな
タイミングで繰り上げ返済できます。
ですので、月々の家計の節約で、支出と貯蓄で余った分を繰り上げローン返済に充てています。
返済した分は金利分がなくなるので節約のモチベーションアップにもつながっています。
住居費を減らす裏ワザ二つ。
一番固定費の中で高い住居費ですが裏ワザを二つ紹介します。
特優賃住宅と公営住宅です。とにかくこの二つは割安に借りられます。
一つ目の特優賃住宅は、正式には「特定優良賃貸住宅制度」略して「特優賃」と言います。
この「特優賃」は民間のひとが賃貸住宅を建てようというとき、国や地方自治体が
その建設費を助成したり、完成後に家賃の一部を補助する制度です。
一般のマンションを借りるときに取られる「礼金」や「仲介手数料」もありません。
また、借りるひとの収入や家族によっても家賃がかわってくるので収入が少ないひとでも
チャンスがあります。
東京23区の3LDKのマンションに家賃8万5000円で住める例もあります。
「特優賃」の住宅は、設備も充実していて玄関、バス、トイレ手すりが取り付けられていたり
高齢者や身障者でも安心できる設備があるのも特徴です。
高倍率ですが応募だけでもしてみる価値はあります。
二つ目が公営住宅で地方自治体で運営している住宅は、民間の賃貸住宅に比べて家賃が安く
2DKの広さで3万円前後で借りることができます。
また、国・地方自治体・公社・公団などが整備する賃貸住宅でこちらも空きがあれば安く借りられます。
まずは情報収集をしてみてください。
まとめ
今回は「家計費の節約は固定費から!住居費について。」というテーマでお送りいたしました。
関連記事「家計費節約は、まずは固定費を減らすコツのまとめ!」もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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