家計費の節約なら固定費の見直しが大事!

家計見直し計算中固定費

家計の見直しを行いたいと思っているなら、固定費の見直しをまず行いましょう。いくら節約といっても毎月決まって出ていく固定費に手を付けなければ効果は見込めません。流動的な支出は家計簿をつけておかないとわかりませんが固定費は今直ぐにでもリストアップして、現状を把握することができます。家計の固定費を把握し、無駄をチェック。固定費の削減目標は貯蓄計画として目的意識をもって行います。逆算方式で月ごとの節約額を決めます。そして聖域を設けず行動あるのみです。

家計の固定費を把握すること。

家計の中で固定費をまずは把握しましょう。

家計は、収入、支出、貯蓄で成り立っています。家計費、つまり家計支出を抑えなければいけないという目的は、収入と支出のバランスを合わせるか、あるいは一定額の貯蓄をする目標のためにするのかだと思います。

そして現状分析のため、毎月決まって出ていく支出の項目、つまり固定費をしっかり把握すること
から始めましょう。

固定費をリスト化して合計額を出します。そして、あなたが目標にする収入と支出のバランスを
合わせるなり、一定額の貯蓄をするなりの目標から逆算して固定費の削減額を決めます。

家計簿で家計の固定費を見直し中

家計の固定費で無駄をチェック。

固定費の削減額が決まれば、後はどうやって減らすかです。この段階でもう家は収入が増えないから
無理とあきらめモードに決して陥らないことです。

収入が足りないからと判断した時点でご主人のせいにしているようなものです。

固定費の無駄を徹底的にチェックすることで無理だと思い込んでいた家計支出の削減が実現します。

固定費は月ごとに決まって出ていく支出なので削減できれば年単位では大きな額になります。

逆に今まで固定費に無駄があったのなら年額にすれば大きな損になります。

家計簿と小銭

家計の固定費の削減目標は貯蓄計画として。

収入に合わせて支出を決めていたら貯蓄はできません。まずあなたの生活スタイルで何年後にいくらの貯蓄が必要かを考えます。

そしてその必要とされる貯蓄額に対する貯蓄の計画を立てます。年に必要な貯蓄額がわかれば月ごとにどれだけ節約すれば良いかがわかります。

つまり家計の固定費を節約するためには目標があって逆算的に月単位でいくらの節約が必要かを決めないとすぐに挫折してしまいます。

もともと家計の固定費は、必要と思い消費してきたものです。固定費を削るからには、多少とも痛みを伴うこともあるかもしれません。そのため従来の意識を変えなくてはなりません。

節約案が閃いた一瞬

貯蓄優先の考え

何年後までに、いくらお金を貯めるか。例えばわかりやすいのが、新車の購入、マイホームの購入、そして我が家がそうだったように子供の大学への進学。これらの人生におけるイベントはある程度時期がわかるのでこうしたイベントに合わせて貯蓄計画を立てましょう。

新車の購入、マイホームの購入はローンが当たり前と思っていないでしょうか?

もちろんローンを組んで購入する場合も多いかもしれません。ただその時ローンの頭金を十分に使えれば金利負担は少なくて済みます。場合によっては繰り上げ一括返済もできるかもしれません。

だから頭金をいくら貯金したら購入できるかを考え貯蓄計画をたてます。

子供の大学進学も奨学金を借りればいいと安易に考えないようにしましょう。成績によっては制限もありますし有利子の奨学金は将来子供が返済するとき大変です。

できれば奨学金は無利子条件の枠内に収めたいところです。自宅通学かそうでないかで違いますが奨学金は月5万円が目安だと思います。

例えとして実例を挙げましたが貯蓄優先の考えで支出を決めていくと、収入に対してまず、貯蓄分
を引いてその残りが支出の金額になります

その残りの金額で食費やレジャー費、洋服代などに充てれば良いわけです。

貯金する主婦

老後貧困は他人事で考えない。

家計の節約をして貯蓄をする目的のひとつが老後の生活資金があります。

病気や災害にあっても何とかなるくらいの余裕があったほうが老後資金は心強いと思います。

見出しで「老後貧困は他人事で考えない。」と書いたのは、実は意外な事実があります。

老後貧困に陥りやすい人の割合が現役時代の世帯年収で800万円から1000万円超の世帯が相当
多いという事実があります。

意外と思われるかもしれませんが、この年収の世帯は自分たちが裕福だという自負があり、つい生活を
広げすぎてしまう傾向があります。つまり無駄使いが得意です。

外食、車、洋服など普通よりランクの高いものを購入する傾向があります。

別にそれ自体が悪いことではありません。間違ってしまったのが先ほど私が紹介した「貯蓄優先の考え」をしてこなかったのです。

結果として、この層より低所得の世帯と貯蓄にまわせる金額が大差なくなるわけです。

そして一度広げてしまった贅沢な生活は中々やめられません。そうこうするうちに深みにはまってしまうというケースがほとんどです。

たいていは、何か一つ人生の歯車が狂ったとき、もう手遅れ状態になります。誰も何も起きないという
保証はありません。

ですから、老後貧困は私にも、そしてあなたにも起こりうることなのです。老後貧困は他人事で考えてはいけません。

固定費見直しに聖域を設けない。

家計の支出のなかで、毎月決まって出費する固定費は当たり前に思わず、リストに挙げた固定費は
すべて見直しの対象にします。

無駄は必ず発見できます。これまで意識してこなかっただけです。

例えば月々定額払いの契約は契約先の切り替えも考慮します。少しでも得な方に乗り換えしなければ長い年月ではだいぶ損をしてしまいます。

家計の固定費は手取り収入の5割に収める。

貯蓄の時期、金額を決め目標にして固定費を見直すプランを考えた結果で、固定費の手取り収入に占める割合が、手取り収入の50%程度に留めるのが理想的です。

もし、あなたの家計の固定費の割合が5割を超えている場合は、他のブログで書いているように
固定費の割合の高いたとえば例として自動車関連の出費を減らすために思い切って軽自動車にするとかカーシェアリングにするとか思い切った決断をしてでも固定費は手取り収入の半分に留まるようにしましょう。

そして、次第に節約を楽しむようになってきます。最初のうちはご主人は迷惑がるかもしれませんが
あなたが、そういう雰囲気をつくり、意識付けをしていくうちに段々変わっていきます。

そうすればどんどんお金は貯蓄に回せます。

まとめ

今回は「家計の節約なら固定費の見直しが大事!」というテーマでお送りいたしました。

家計費の節約の結果を出すのであればまずは節約、貯蓄に対する意識作りから始めるべき
という内容でした。

関連記事は「家計費の節約なら固定費の見直しが大事!」をご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


固定費
チーちゃんをフォローする
家計節約のコツの最新情報を発信するブログ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました