スマホの普及で固定費としてかなり増加した家庭の通信費。家計の節約するうえで
効果も大きく見直しは必須。変化の激しい分野ですが最新情報でしっかり見直しましょう。
家族の通信の使用状況の把握。
インターネット通信の大容量化、スマホの普及で大幅に通信費は増えました。
通信費を減らすコツの第一歩は、あなたや家族がスマホやインターネット、そして家での固定電話などのような使用状況で月にいくらかかっているかをしっかり把握しましょう。
たとえば、契約を気にしないで、スマホの通話をしすぎて定額料金の通話料を抑えた契約をしたまで
はいいけれど、通信容量を超えて追加で払っていてかえって高くついてしまった例もあります。
なので、家族全員の通信の使用状況を把握して契約プランを見直したり、無料通話のアプリを利用
したり、組み合わせで効果的に通信料を抑える方法を探りましょう。
固定電話を持たない選択も考える。
固定電話をあまり使わない家庭で、なおかつインターネットもそこそこしか利用しないひとは、固定電話を使わない選択もありです。節約メリットはかなり大きくなります。
少し思い切った方法ですが、固定電話を持たずに、スマートフォンですべて賄ってしまう方法です。
自宅のインターネットl契約も結ばず、スマートフォンでパソコンのインターネットをつなぎます。
つまりスマートフォンのデザリング機能を使います。デザリング機能は月々500円程度の追加
オプションで設定できます。
ただし、使いすぎると通信速度に制限がかかるのでインターネットを頻繁に使う人は少し注意
してください。
ただし、インターネット回線を自宅に引いた場合は、固定電話もIP電話を利用すれば月額
500円以内で設置できます。
この方法はあくまで、スマホですべてをまかなうことで究極の節約ができる方法です。
自宅のインターネット回線の見直し。
すでに、自宅にインターネット回線があるご家庭では、今あるインターネットの契約内容を
見直すことも大切です。
仕事で大容量のデータを送受信したり、動画を多く見たりするご家庭ではある程度の大容量回線が
必要ですが、メール送受信やネット検索程度ではデータ容量は少ないエコノミープランで十分です。
有料オープションの徹底見直し
スマホの契約に有料オプションが付いていれば、不要なものを解約しましょう。
有料オプションには、留守番電話サービス、呼び出し音を好きな音楽に設定できるサービス、迷惑電話対応サービス、アプリが使い放題になるコンテンツ、アニメが見放題になるコンテンツなど様々なものがあります。
どれも料金は1カ月あたり数百円程度ですので、毎月の請求額にまとめられると見過ごしてしまいがちです。有料オプションの変更や解約はネット上でできるものもありますので、使っていなければ解約しましょう。
料金プランの変更で節約
スマホの料金プランには、おもに通話サービスとデータ通信サービスへの代金が含まれています。
通話は、通話する時間にかかわらず1カ月の通話料が定額になるプランや、5分以内など一定時間内の通話が無料になるプラン、通話時間に応じて従量制で料金がかかるプランなどがあります。
データ通信料は、メールの送受信や動画の視聴に必要なデータ容量にかかる費用です。
キャリアとは、モバイル回線を自社で持ち、運用している携帯電話通信事業者のことを言います。
キャリアによって、無制限で利用できるプランや、1カ月に1GB(ギガバイト)まで、3GBまでなど、使った容量に応じて料金がかかるプランがあります。
これらの組み合わせがパッケージになっていたり、自分で組み合わせを選んで契約します。
通話時間やデータ通信の容量が同じであっても、プランの選び方によって請求額が変わることがあります。自分のスマホの使い方にあった料金プランを選べているか、確認しましょう。
たとえば、容量の重い写真や動画をひんぱんにSNSで送受信したり、動画配信サービスを長時間見るなどであれば、データ通信量の上限が高い、または無制限のプランが向いていますが、それほど使わないにもかかわらず、大容量のデータ通信ができる料金プランを契約しているなら、データ通信は従量制のプランに変更すると、節約できる可能性があります。
また、電話をあまりかけないのに、話し放題の料金プランを契約している場合は、電話をかけた分だけ支払うプランへ変更してもよいでしょう。
格安SIMに乗り換え。
格安SIMに乗り換えて節約する方法もお勧めです。
格安SIMへの切り替えはとっても簡単です。
SIMを受け取ったら、パッケージに記載された 「自宅でスマホ切替え」のURLにアクセスし、
ボタンをクリックするだけで乗り換えが完了します。
スマホに入っているSIMカードを、格安SIMに交換することによって、通信料を下げる方法もあります。
「格安SIM」は「MVNO(Mobile Virtual Operator、仮想移動体通信業者)」と呼ばれる事業者が販売しているもので、大手キャリアから回線を借りて、通信サービスを提供しています。
格安SIMと大手携帯キャリアの価格差。
自社で回線を整備する費用がかからない分、通話料やデータ通信料でメリットが出せます。
例えば、時間無制限の音声通話と1カ月あたり3GBのデータ通信のついたプランを契約した場合、
ある大手キャリアでは月額約6,000円かかりますが、格安SIM会社の料金は5割程度まで抑えられ
ています。
また、小容量プランで選択すれば、日頃長時間の通話はしない人は、かなりの格安料金が設定されて
いて大きな節約が実現します。
急ぎでなければ、従来は電話をかけていたところを、メールで済ませるなど工夫すれば小容量プラン
もありです。格安SIM会社が提供する通話アプリが利用可能であればその利用も有効です。
また、格安SIMの通信会社の多くは、通信容量を少なめに設定しても不便がないように1回につき3分以内や10分以内など、決められた時間内での国内通話がかけ放題になるプランを提供しています。
この場合、かりに3GBのデータ通信とセットで契約すると、1カか月あたり2,000円台で利用できます。
所定の時間を超えて通話をすると、30秒ごとに20円ほどの通話料金がかかりますから、長時間話すときには一度切ってかけ直しすればよいわけです。
アプリを経由して電話をかけると、通話料が半額になるサービスを提供しているところがあります。
なお、大手キャリアから格安SIMに乗り換える際もMNP(ナンバーポータビリティ)を利用しますので、乗り換え前と電話番号は変える必要がありません。ただし、格安SIMに変更すると、それまで使っていたキャリアのメールアドレスは使用できなくなります。
格安SIMの具体例。
【格安SIM・スマホ】のおススメ。
【エキサイトモバイル】
従量制は月495円(税込み)0G~使った分だけ。
定額プラン20G 月2068円(税込み)
月々の利用量が変動しやすい方向け従量制あり。定額プランも選べる。
1つの契約で最大5枚のSIMカードが利用可能
ご家族全員1枚ずつ使い、あと1枚は共有のタブレットに使うなど、ライフスタイルに合わせて自由。
2年縛りなし。データ通信専用SIMならいつでも解約OK。音声通話機能つきSIMでも最低利用期間は1年。
通信速度を使い切っても快適な速度。
【ロケットモバイル】
月額327円(税込み)から
3Gの通話プラン 1540円(税込み)
NTTドコモの回線を利用しているため、利用可能エリアは全国のドコモエリアに準拠。
上下200kbpsで利用制限なし主にメール、LINE、ツイッター、ポケモンGO、radiko、spotifyなど「神プラン」。youtubeや、ブラウジングを主とする場合は高容量プラン。
WIMAXの利用
パソコンやタブレットなど複数の端末を使う人はインターネットの接続手段をWIMAXなどの
モバイルルーターに変更する方法があります。
一つのWIMAXで5,6台の端末と接続でき、回線工事なしで簡単に始められます。
使用量は月額3000円程度で基本的に原則として通信速度や通信容量の制限がありません。
ただし時間スポット的に通信制限があり3日間で10GB以上利用したときの速度制限があります。
おそらく大抵の人は使用に支障はないレベルです。
WiMAXは契約してすぐに使えモバイルルーターなので工事は不要です。また引っ越したときも手続きなく使えます。
同様に、例えばソフトバンクのエアーも工事不要ですが移動して使用すつとチェックが入ります。
一定の場所で使用が義務付けられています。かたやWiMAXはこのようなことが一切ありません。
モバイル用のルーターの位置づけです。
WiMAXと格安スマホの組み合わせ。
WiMAXと格安スマホの組み合わせもそれぞれのメリットが生かせます。
格安スマホ(格安SIM)は通信容量を抑えた割安プランで節約すると断然価格メリットが
でます。
そしてWiMAXは、モバイルながら、ほぼ固定回線のようなスペックで、高速通信、大容量通信が
可能です。
つまり、WiMAXと格安スマホ(格安SIM)はお互いの欠点を補いあって最高のパーフォーマンス
を出せ自宅でも外出時でも使えるわけです。
またWiMAXは、タブレット、ノートパソコンなどスマホ以外にも複数の機器をネットにつなげる
ことができます。
パソコンやタブレットなど複数の端末を使う人は断然お得になります。
でもWiMAXと格安スマホ2台では高いのではと思うかもしれませんがそうでもありません。
格安スマホは、大容量を選ぶ必要がなく、料金重視の最低限プランでOKなので、価格メリットは
かなりあります。
WiMAXは3000円程度です。
家族間では同じ会社のスマホで統一する。
通信会社を家族ことに備えて一緒にします。
家族で、同じ通信会社を選ぶことで、通信料金は無料になります。
また、よく電話をする仕事相手や友人などと通信会社をあわせるのも効果的です。
まとめ
今回は「家計の節約は固定費から!通信費を減らすコツ。」というテーマでお送りしました。
関連記事「家計費節約は、まずは固定費を減らすコツのまとめ!」もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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