家計の節約を見直したいと思っているなら、固定の見直しをまず実践しましょう。固定費は決まって出ていく支出だからこそ節約の効果が高いわけですし、それだからこそ大事なわけです。固定費から減らすコツを電気、ガス、水道代、冷暖房、保険、車、通信費のそれぞれの項目、固定費が減らない理由、クレジットカード払い、単身赴任帰省費を詳しく紹介します。
家計の節約なら固定費の見直しが大事
家計の節約で効果を上げるなら固定費の削減は避けては通れません。固定費の見直しについて。
家計の中で固定費を把握すること。
家計の中で固定費を把握しましょう。現状の家計の中で固定費をリスト化します。
そして、あなたが目標とする収入と支出のバランスを合わせるなり、一定額の貯蓄をするなりの目標
から逆算して固定費の削減目標を決めます。
家計の固定費で無駄をチェック
固定費の無駄を徹底的にチェックすることで無理だと思い込んでいた家計支出の削減が実現します。
固定費は決まって出ていく額なので削減できれば年単位では大きな額になり、大きな損も回避で
きます。
そして、固定費の無駄チェックに聖域を持たせてはいけません。必要とあれば愛車を売る。生活習慣を
変える覚悟が大事です。
家計の固定費の削減目標は貯蓄計画として。
収入に合わせて支出を決めるのは危険です。収入が高いほど生活を広げてしまいがちになります。
家計の固定費の削減目標は目標があって逆算的に月単位でいくらの節約が必要なのかを決めていかない
とすぐに挫折します。
そのためまずは貯蓄計画を立て何年後にいくら貯めるという具体的貯蓄目標をたて逆算して固定費
削減を行います。
貯蓄優先の考え
貯蓄計画を立てるとき、具体的に新車の購入、マイホームの購入、子供の大学進学、老後の生活資金
というように具体的に目的をつくりそれももとに貯蓄の目標金額、期限を決めます。
新車購入、マイホームでは頭金の割合を上げる程金利負担が減り家計が楽になります。子供の大学
進学は時期、必要額がだいたい事前に予測できます。老後の生活費はその時になってショート
したらもはやアウトです。
ですから日頃から貯蓄優先の考えで支出を減らし消費を行うことが大切です。
そして、その残りで外食費、レジャー費、旅行費、洋服代に充てればいいわけです。
老後貧困は他人事でなはい。
老後貧困に陥り易い人の割合は現役時代で世帯収入が800万円から1000万円超世帯が相当多い
という事実があります。
意外かと思われるかもしれませんがこのレベルの収入の世帯は自分たちが裕福だという自負があり
つい無駄使いをしがちです。
外食、車、洋服など普通よりランクの高いものを選んでしまいます。
そして一度広げた生活は中々戻せません。
固定費見直しに聖域を設けない。
家計の支出の中で決まって出費する固定費は当たり前に思わず、リストに挙げた固定費はすべて
見直しの対象にします。
こうすることで、最初は絶対無理だと思っていた節約が可能になり色々な知恵が湧いてきます。
家計の固定費は手取り収入の5割に収める。
貯蓄の時期、金額を目標にして固定費の見直すプランを考えた時、固定費の手取り収入に占める
割合が、手取り収入の50%程度に留めるのが理想です。
そのため、節約の知恵や時には、何かをあきらめる決断も必要です。
そして、次第に節約が楽しみに変われば、どんどんお金は貯蓄に回せます。
家計の節約で固定費の見直しについてでした。
詳細は別記事「家計費の節約なら固定費の見直しが大事!」をご覧ください。
家計の節約で固定費が減らない五つの理由。
家計の節約で固定費が減らない五つの理由をあげます。家計費を節約しようと思ってはいるけど
なかなか思うようにいかない人は参考にしてください。
余ったら貯金をするという気持ちを持っている。
貯金の目標額を設定していないと「余ったら貯金をするという気持ち」になってしまいます。
家計を節約して貯金をしたいのであれば必ず貯金額の目標値を立てます。
そして逆算方式で月々の貯蓄額を決めます。そうすれば自然に固定費の無駄を削減しよう
という気持ちが起こります。
強制貯金をしていない。
強制貯金とは給料の手取り額から、天引き貯金などを利用して強制的に貯金をすることです。
強制貯金をしたがらないひとは、いざという時使うお金がないと困ると不安心でやらないのですが
逆に不安が出れば強制貯金を当てにしない収支バランスを考えます。それが固定費削減の動機
にもなります。
毎月支出する金額を把握していない。
支出を把握することで堅実な経済観念が生まれます。例えば家計簿をつけている人は自分の家庭の
支出は把握できます。
家計簿をつければ、それだけで貯金が増えるわけでなないですが、毎月支出する金額の把握は
少なくともできるので、節約の出発点には立てるわけです。
将来に必要な資金を把握できていない。
将来に必要な資金を正しく把握していないと目標が立てられません。
正しい貯金の具体目標が立てられないわけで成り行き的な家計収支をずっと続けていくことに
なります。
例えば老後資金、子供の教育費などまずは将来に必要な資金額を把握しましょう。
お金を使う努力を無意識にしている。
ただ安いものを追い求めて毎日というほど買い物に行っても、得した気分は味わえても
結果として無駄なものまで購入している「お金を使う努力」ななってしまいます。
ポイントサービスに踊らされてもやはり無駄買いになることもあります。
家計の節約で固定費が減らない五つの理由のまとめでした。
詳細は「家計の節約で固定費が減らない五つの理由!」の本記事をご覧ください。
水道代を減らすコツ。
水道代の二人以上世帯の全国平均は5,230円です。そして水道の消費量はトイレ、お風呂、炊事で全体の7割が使われます。蛇口1分の出しっぱなしで12Lの水が流れます。
トイレの節水
トイレの節水のコツをまとめると以下のとおりです。
- 流すときは大と小の使い分けをする。小には2Lの節水効果があります。
- 流す回数を2回に1回にするのは洗浄性で問題。それであればなるべく外のトイレを利用したり
一回の流す量で工夫する。市販で割と安価で取り付けできる「トイレ節水ロスカット」で1回の
流水量が水圧を減らさないで減らせます。 - トイレを新調するなら省エネタイプの超節水型便器がおすすめです。大洗浄4.8L、小洗浄3.6Lで済みます。
お風呂の節水。
お風呂の節水のコツをまとめると以下のとおりです。
- 入浴で最も無駄になってしがいがちなのがシャワー。1分浴びると12Lを消費します。
4人家族では一人5分でシャワーを済ませても240Lのお湯が必要になります。 - シャワーが得か、浴槽にお湯張りが得かの判断では、浴槽はだいたい200Lお湯をはれば、肩まで浸かれます。4人であれば断然お湯張りのほうが節約できます。
- シャワーを節水型シャワーヘッドに取り換えることで約3割の節水効果があります。
価格も5000円から8000円程度で割とシャワーを使う家庭では直ぐに元が取れます。 - 追い炊きで、温度を3℃上げると約10円程度、5℃上げると15円程度かかります。
台所の節水
台所では家庭で消費する水全体の23%を使っています。台所の節水のコツについてまとめです。
- 食器を洗うとき、油もののソースやタレなどはあらかじめキッチンペーパーなどで拭き取って
おきます。食器用洗剤の使用はできるだけ少なめを心がけます。あらかじめ水で洗剤を薄めて
おく手もあります。 - 食器洗いは食べた直後に行い、あらかじめ溜め置きしていたお湯で洗えば基本的に洗剤は不要です。
食洗器と手洗いの比較
食器洗い乾燥器と手洗いのメリット・デメリットです。
- 自動食器洗い乾燥機は水を使う量が手洗いよりは少なくて済みます。自動織機洗い乾燥機は水の使用量の削減メリットは大きく4分の一で済みます。
- 自動食器洗い乾燥機は乾燥用の電気代もしくはガス代がかかるのがデメリットです。
- 自動織機洗い乾燥機は家事時間の削減が主たる使用目的なので、厳しい評価はできませんが、時間的余裕があるときは手洗いで行うのも良いと思います。
雨水タンクの利用。
雨水タンクは、節水上も防災上でもメリットがあります。
- 水道を使えば下水道料金もセットで請求されます。植木や家庭菜園には雨水を使い下水料金を払わない。
- 雨水タンクは災害での断水時トイレの水などの防災の備として設置をおすすめ。
- 取り付けは簡単、DIYですぐにできます。
洗濯の節水
洗濯の節水のコツをまとめると以下のようになります。
- 風呂の残り湯を有効に使いましょう。市販の家庭用バスポンプを使い浴槽から洗濯機に簡単に汲むことができます。ぬるま湯なので石鹸の量も減らせます。
- 洗濯用洗剤は「すすぎ1回用」を使い1回の溜めすすぎで済ませば50Lの水が節約できます。
スーパーの純粋サービス。
- スーパーの無料純粋サービスなら水道水も浮くし、沸騰させてカルキを抜くガス代も浮きます。
- 小さいお子さんや赤ちゃんがいる家庭では安心してそのまま飲めるお水を冷蔵庫に置いておいてください。
水道代を減らすコツの詳細は別記事「家計費の節約は固定費から!水道代を減らすコツ。」をご覧ください。
水道代を減らすコツについてでした。
詳細は別記事「家計費の節約は固定費から!水道代を減らすコツ。」をご覧ください。
電気代を減らすコツ。
固定費の中でも電気代は、日々の生活の中で家族の節約意識が一番反映されます。つけっぱなしを減らし電気代を減らすコツを実践しましょう。
待機電力を減らす。
待機電力は、家庭で消費する電気の5%も占めています。月に475円もの無駄な待機電力を消費しています。
- 待機電力を減らすには不便が無ければ元のブレーカーで切るのが一番確実。
- 待機電力を消耗する電気製品はリモコン操作機能、余熱機能があるものが要注意。
- 表示灯付電源タップ(集合コンセント)は一括で電源が切れるのでおススメ。ただし一つの電源タップで1500wを超えてはいけません。たこ足配線になってしまいます。
- 昼間家族がいないとき自動で切りまた夕方自動で入れるタイマーも便利です。
消費電力の大きい家電機器の節電。
- ドライヤーは、髪の毛をよくふいてから、吸水性の良いタオルの使用も効果的です。
- 髪が痛むのでかけすぎないようにしましょう。
- 掃除機内にゴミがたまっていたり、フィルターの掃除が不十分だったりすると余計に電力を
消費してしまいます。ゴミサインが出る前に、こまめにゴミ捨て、フィルターの掃除をしましょう。 - ペーパーモップとの併用で掃除機の使用時間を減らしましょう。
- 掃除機は吸引モードの切り替えで掃除する場所にあったモードで使いましょう。
- エアコンのコンディションを最適に保つため室外機の吹き出し口に物を置いたりせず、直射日光に当たるようであれば覆いやひさしを付けましょう。
- 扇風機との併用は節電効果が非常にあります。
- 室内に日差しが入ってしまうときは、日よけシェードやグリーンカーテンなどで工夫しましょう。
- 洗濯機は、まとめ洗いが省エネのコツです。汚れのひどいものは高濃度洗剤につけてから選択しましょう。
- 洗濯機は基本的にスピードモードで十分です。
- 電気ポットは保温効果が低いものが一般的なので、お湯を使う前に必要な分だけ沸かして使いましょう。
- 炊飯器の保温機能は原則使わないほうが節電効果があります。
- 冷蔵庫の設定は弱にして詰め込みすぎないようにして冷気の通りを良くしましょう。
- アイロンは極力使用時間を短くする工夫をしましょう。
LED照明。
LED照明は消費電力が白熱球、蛍光灯より低いため原則家の電気はすべてLED照明に替えましょう。
LED照明は、60Wの白熱電球がたった7Wで済みます。
省エネ家電の買い替え。
省エネ家電の節電効果は、機種によっては10年前の4~5割以上良くなっているものもあります。
ただし購入時の価格もかなり高くなるものもあるので家計費節約という見方で省エネ家電を購入
するかどうかを検討しましょう。
今の電気製品がちゃんと動くのに省エネ家電に買い替えは、使用頻度が高いとか、今の家電にない機能が欲しいとかの理由があるときに検討するのもいいですが、初期費用とランニングコストとの損益分岐点をしっかり計算してからにしましょう。
電気の購入契約を見直す。
家計費の中で電気代の支出を減らすために契約を見直すまとめです。
- 国内の電力会社は契約アンペア制もしくは最低料金制になっています。契約アンペア制の場合
10Aごとに286円基本料金が加算されます。 - 契約アンペア制の場合は適切なアンペア契約を設定しましょう。
- 契約アンペアを見直すタイミングは家族構成が変わるとき、子供が大学などで家を出るとき
子供が成長したとき。 - 電力会社での料金プランの乗り換え。家族の生活スタイル、電気の使用量に合わせて最適の
プランに見直しましょう。 - 電力自由化で既存の電力会社以外でもお得な料金プランがあります。
電気代を減らすコツの詳細記事は「家計費の節約は固定費から!電気代削減のコツ。」をご覧
ください。
ガス代を減らす。
家計の中で固定費としてのガス代を減らすコツについてです。
調理のガス代を減らす。
調理でのガス代節約の基本は、調理に応じた鍋やフライパンを使うことです。
- さっと作ってすぐ食べるような料理は薄手の鍋、長時間煮込むような料理は厚手の鍋、鋳物鍋・土鍋を使いましょう。
- 鍋の形は底が大きく平らな鍋が熱を逃がさず省エネに向いています。
- 厚めの鍋を使い麺を茹でるときなど指定時間の3割~5割ほど過熱しあとは余熱を使い茹で上げましょう。
- 圧力なべを積極的に利用しましょう。火加減のタイミングをお知らせしてくれる圧力なべも便利です。
- 煮物の落し蓋は料理の出来栄え、そして省エネにも大切です。
- 魚焼き用グリルを使い同時調理をしましょう。例えば鶏肉と付け合わせた野菜など。
お風呂のガス代を減らす。
- 追い炊きはかなりのガスを使います。追い炊きで温度を3℃上げると約10円、5℃上げると約15円かかります。家族が間を置かず入浴することが大事。
- 家族4人以上であればかえってシャワーはお湯張りより不経済です。ただし、シャワーに節水型シャワーヘッドを使ったり、シャワー時間を短くすることでシャワーが有利になります。
- お湯張りでは追い炊きを極力避け、アルミ製のシートと蓋を併用してみましょう。
- ガス契約の見直しや確認はかなりの確率でガス料金を下げます。積極的に行いましょう。
ガス契約の見直しで固定費削減。
新型コロナで家で過ごす時間が増えガス代も増加傾向。ガス契約の見直しは、確実に固定費を
減らせる可能性があります。
- 水道光熱費は二人以上世帯では月平均2万1742円、その約26%の5,847円がガス代です。
あなたのご家庭では平均より少ない?それとも多いでしょうか。 - プロパンは都市ガスの1.5~2倍。ただでも高いプロパン料金だから少しでも安くしたい。
- ガス料金の仕組みはわかりにくい。あなたの地域の最安値を一括見積するサービスもあります。
- ガス料金はガスの輸入価格の変動による燃料調節費用が加わり絶えず変動し家計簿では監視しにくくなっています。
ガス代を減らすコツについてでした。
詳細は「家計費の節約は固定費から!ガス代を減らすコツ。」をご覧ください。
車の費用を減らす。
車の固定費を減らすコツをまとめました。
ガソリン代節約5選
まずは満タン給油してトリップメーターを0にして、次の満タン給油までの減ったガソリン量とその間の走行距離で計算してあなたの車の実燃費を把握しましょう。そして以下の5項目を心がけてください。
- 車に不要なものを載せっぱなしにしないで車を軽量化しましょう。
- 適正空気圧を保つため月に1度は空気圧チェックを行いましょう。
- エアコンに使用は控えめに。冬は曇らない限りは、空調を入れたときエアコンモードは切りましょう。こうすればいくら暖房を効かせても燃費は落ちません。
- 冬の暖機運転は最小限にしましょう。フロントガラスにはタオルなどで凍結を防ぎます。
- 急の付く操作は燃費を落とします。エコドライブに徹しましょう。
車検費用を節約する。
車検を安く済ませるコツです。
- バッテリーやタイヤなどの消耗品はあらかじめホームセンターなどで交換しておきましょう。
- 個人経営の小規模整備屋さんは、部品も含め安く車検をやってくれるところがあります。車検を出す場所の工夫を。ディーラーは高くつきます。
電気自動車で燃費を7倍良くする。
太陽光発電設備が有る家庭で、そろそろ売電開始10年を迎えるのであれば、余った電気で電気自動車を乗りましょう。
電気自動車で1kwh当たり8km走る車であればガソリンの7倍燃費が向上します。
車の排気量の見直し。
車は排気量を小さくすればするほど車の維持費を節約できます。本体価格だけでなく、燃費、タイヤなどの消耗品、税金などすべての面において経済的メリットが出てきます。
その最たるものが軽自動やです。軽自動車は車体価格を除いてはすべての面で経済的メリットが非常に大きいです。
車の維持費に掛かる税金を見直す。
車の維持費に関わる税金は二つあります。一つ目が自動車税で年1回その年の所有者に掛けられ
排気量に応じて高くなります。
二つ目は重量税で、車検のとき車検期間分(新車登録時3年、車検時2年)その車の重量に応じて
かかってきます。
この2つの自動車の維持に関わる税金は車のサイズを下げれば下げる程安くなります。軽自動車が最も安くなります。
車の乗り換えのメリット
車の固定費を減らすのであればより小さい車への乗り換えがおススメです。とりわけ軽自動車は群を抜いてコストを下げられます。
自動車任意保険の節約のコツ
毎年まめに年齢条件、家族限定条件をチェックしましょう。保険料が大きく下がる可能性があります。
安全運転、省エネ運転でゴールド免許の交付を受けましょう。自動車任意保険の割引をしてくれる保険会社もあります。
車両保険は入るなら「車対車」特約の車両保険がお得です。
車の費用を減らすコツについてでした。
詳しくは別記事「家計費の節約は固定費から!車の費用を減らすコツ。」をご覧ください。
冷暖房費を減らすコツ
冷暖房費を減らすコツをまとめました。暖房費を減らすコツ6つ、冷房費を減らすコツ7つを紹介
しています。
暖房費を減らす6つのポイント
- 使用場所・使用状況に応じて適切な暖房器具を使いましょう。例えばエアコンは仕組み上暖房が得意ではありません。
- 窓から熱を逃がさない。窓ガラス用断熱シートの利用は効果あり。
- 床から熱を逃がさない。断熱シートの利用は効果あり。
- 着るもので工夫する。少しの寒さなら衣類の調節で乗り切ろう。
- スポット暖房の工夫、必ずしも部屋全体を温めることはせず、例えばキッチンはホットカーペット利用。
- 全体暖房なら扇風機の活用が有効。扇風機は1時間回してもわずか0,6円程度。室内の空気の循環に使う。
冷房費を減らす7つのコツ
- エアコンと扇風機の併用で空気の攪拌効果と風効果。
- エアコンを入れる前の換気。エアコンは電源投入直後が一番電気を食います。
- エアコンつけっぱなし。30分程度の外出ならエアコンを設定弱にしてつけっぱなしにする。
- エアコン風量設定マニュアルモードの活用、温度設定を上げず風量設定だけ強くする。
- エアコンの除湿モードは「再加熱方式」ならば使わない。
- 部屋に差し込むっ直射日光を避ける。
- エアコンの風通しを良くしておく。フィルター清掃は月に1度は最低行う。
冷暖房費を減らすコツについてでした。
詳細は別記事「家計費の節約は固定費から!冷暖房費を減らすコツ。」をご覧ください。
保険料を見直すコツ
保険料の二人以上世帯の支出は平均2万2617円です。保険は必要な分だけ入るのが見直しのコツ
です。
保険で本当に必要な保障を再検討
- 例えば、子供のいる家庭では生命保険は、被保険者の年収の2~3倍+子供一人当たり1,000万円という目安があります。
- 損害保険はカバー範囲を広げすぎると不要な保険料を払い続けることになります。
- 基本の保険に上乗せされている特約は、本当に必要か、もういちど見直しましょう。
- 保険の補償内容はシンプルで分かりやすい内容にしましょう。そもそも、あなたが簡単に理解
できない内容はおかしいと思ってください。
貯蓄目的としての保険
保険は強制貯蓄の役割を果たしているものもあります。家計の収支も貯蓄とし、見直しは条件で判断しましょう。
- 1999年3月以前の保険は予定利率が2%より高くお宝保険と言われています。解約は損に
なります。 - 1999年3月以降徐々に予定利率が下がっていき貯蓄としての優位性が亡くなってきています。
強制貯蓄という意味合いでは良いのですが運用面では利回りという点で劣ります。
共済保険の利用。
共済や生協の保険は保険加入者の相互扶助という考えに立ち営業や宣伝広告の経費を抑えコスパが
非常に優れています。運用して余った資金は割戻金として帰ってきます。
利益を追求しない共済保険に積極的に入りましょう。
保険の税制上のメリット
生命保険・個人年金には税金上のメリットがあります。生命保険、個人年金合わせて最大8万円の
税額控除が受けられます。
年間支払っている保険料に応じて所得税、住民税が控除されます。
例えば年収400万円、所得税率が5%の人が個人年金保険を8万円支払った場合所得税が2000円
住民税が2800円安くなります。これを利息と考えると6%の利率の付いた貯蓄をしていると同じ
になります。
保険料を見直すコツについてでした。
詳細は「家計の節約は固定費から!保険料を減らすコツ!」をご覧ください。
住居費を減らすコツ
家計支出の固定費で最大の割合を占めているのが住居費。住居費を絞ることができれば、家計に
余裕が出てきます。
住居費の家賃と手取り収入の割合
家賃は、手取り収入で月収の25~27%が理想です。さらに、これより少なく抑えられれば
家計にゆとりがかなり出ます。
都会など家賃相場が高騰している地域でも30%以内に留めましょう。
住宅ローンの目安。
住宅ローンは長期にわたるため今の世帯収入、御主人と奥様の収入がこの先必ず安定して
入る保証はありません。
ですので、返済期間は手取り収入の25~27%を目安に返済期間を設定してお金が余った
その都度、手数料なしで少額でも繰り上げ返済が可能なローンがおすすめです。
住居費を減らすコツについてでした。住居費についての詳細は別記事の
「家計の節約は固定費から!住居費について。」をご覧ください。
固定費の見直し新聞代。
固定費で当然のように長年常連で居座っているのがおそらく新聞代で月々で3000円~4900円を
月々支払っていてこの分が減らせればかなりの節約になります。
新聞の価値を見直す。
昨年2020年の時点で発行部数が3,500万部まで割り込み1世帯当たりで0.61、つまりもはや6割の世帯しか新聞を取っていません。
情報の迅速性ではもはや新聞は半日遅れでしか入って来ません。情報の有用性・正確性は
どうでしょうか。偏向記事が多いことも事実です。
新聞代で買える情報量はもっと多い。
ネット上であふれている無料のニュース記事に加え、必要な情報だけお金を出して情報を
受け取るとしたら例えば月4000円分の有料情報は相当充実しています。
新聞デジタル版で固定費削減
一番割安なのは「産経電子版」で、超夕刊セット購読料が紙面購読で3034円(税込み)、が電子版
では月額料金が1980円(税込)で1ヶ月間お試し有です。
日経デジタルは、日経新聞が4900円(税込み)に対し料金は月額4277円(税込)、1ヶ月間の無料体験あり。
日経電子版で毎日配信される記事の数は約1,000件。電子版でしか見られない記事が多くあります。
デジタル毎日は、毎日新聞が4037円(税込み)に対し、デジタル版プランの料金は、1ヶ月更新コースだと月額1058円(税込み)、6ヶ月コースだと月額810円(税込み)、12ヶ月コースだと月額756円(税込み)、プレミアムコースだと月額3456円です。
朝日新聞は、紙面購読は4037円(税込み)シンプルコースが980円(税込み)、デジタルコース:3,800円、デジタルコース 就活割コース:2,000円(ただし契約は3ヵ月単位/初月無料+有料3ヵ月契約)。
固定費新聞代の見直しの詳細は別記事「家計の節約は固定費の見直し!新聞代。」をご覧になって
ください。
固定費の通信費を節約する。
家計の節約するうえで効果も大きく、変化の激しい分野で常に最新情報を知ったうえで、しっかり
見直しましょう。
家族の使用状況、固定電話を持たない選択。
家族全員の通信の使用状況を把握して契約プランを見直したり、無料通話のアプリを利用
したり、組み合わせで効果的に通信料を抑える方法を探りましょう。
そして、固定電話をあまり使わない家庭で、なおかつインターネットもそこそこしか利用しないひとは、固定電話を使わない選択もありです。節約メリットはかなり大きくなります。
その場合、スマートフォンのデザリング機能を使います。
デザリング機能は月々500円程度の追加オプションで設定できます。
自宅のインターネット回線の見直し。
仕事で大容量のデータを送受信したり、動画を多く見たりするご家庭ではある程度の大容量回線が
必要ですが、メール送受信やネット検索程度ではデータ容量は少ないエコノミープランで十分です。
無制限で利用できるプランや、1カ月に1GB(ギガバイト)まで、3GBまでなど、使った容量に応じて料金がかかるプランがあります。
またスマホの契約に有料オプションが付いていれば、不要なものを解約しましょう。
格安SIMに乗り換え。
格安SIMは、自社で回線を整備する費用がかからない分、通話料やデータ通信料でメリットが出せます。
例えば、時間無制限の音声通話と1カ月あたり3GBのデータ通信のついたプランを契約した場合、
ある大手キャリアでは月額約6,000円かかりますが、格安SIM会社の料金は5割程度まで抑えられ
ています。
また、小容量プランで選択すれば、日頃長時間の通話はしない人は、かなりの格安料金が設定されて
いて大きな節約が実現します。
WIMAXの利用
使用量は月額3000円程度で基本的に原則として通信速度や通信容量の制限がありません。
ただし時間スポット的に通信制限があり3日間で10GB以上利用したときの速度制限があります。
おそらく大抵の人は使用に支障はないレベルです。
WiMAXと格安スマホの組み合わせもそれぞれのメリットが生かせます。
格安スマホは、大容量を選ぶ必要がなく、料金重視の最低限プランでOKなので、価格メリットは
かなりあります。
固定費の通信費を節約するまとめでした。
詳細記事「家計の節約は固定費から!通信費を減らすコツ。」もご覧ください。
単身赴任の帰省費を減らす。
単身赴任は2重生活になり家計にかなりの負担。会社の補助より極力赤字にならないようにしたい
ものです。
単身赴任にともなう固定費で帰省費用があります。よほど遠隔地でなければ月に2回以上は帰りたいものです。
一回の帰省費用を下げることで、1年を通しての差額はかなり大きくなります。
帰省手段は通常、飛行機、新幹線、特急列車を使いますが、格安夜行バスなら大きな差額が
でます。
例えば、東京ー宮城2300円、東京ー大阪2200円などタイミングによっては破格の格安チケット
があります。
固定費をクレジットカードでしはらう。
クレジットカードは、2割消費を増やすといわれます。しかし、クレジットカードを逆に
有効に活用して固定費削減とポイントの臨時収入化を目指しましょう。
クレジットカードで固定費の支払いをする。
家計の固定費は、そもそも月々決まって出ていく支出です。クレジットカードで支払ったからと
言って使いすぎる心配はなく、月々決まって消費される大きな支出にカードのポイントを貯めて
割引に使うのもいいし商品券に替えることで臨時収入にもできます。
安心してクレジットカードを使うために私の別の記事で書いた「固定費の把握」
そして「固定費のムダをなくす」ことは必ず行っておいてください。
クレジットカードのデメリット。
服、化粧品、外食、旅行など現金をその場で払わない分歯止めがかからず
ついお金を使いすぎてしまいます。
実際、クレジットカードを使うと2割も消費が増えるというデータもあります。
この「つい使い過ぎる」をどう対策するかがポイントです。
クレジットカードを使う範囲を決める。
「現金で買わないものは、クレジットカードでも買わない」という自信と信念のある人は、なるべく
現金を持ち歩かないで、すべてカード決済にすることで、ポイント還元が増やせることはもちろん
のこと、財布を盗まれても、現金ではあきらめるしかないわけです。
また、日頃から現金を、少額しか持ち歩かず自分の財布のなかにあるお金で過ごすことで無駄
な消費をしない方法をとっている「現金少額持ち歩き方」のひとは、基本現金で支払い固定費だけクレジットがいいでしょう。
つい使いすぎてしまう傾向の強いひとは、食料品、日用品、衣類、趣味などの比較的
無駄使いしがちな買い物での品目を購入時に、手帳やスマホに項目と金額をメモする習慣をつけ、
後で家計簿などで集計して支出管理をします。
クレジットカードの賢い選び方。
クレジットカードの還元率は0.5~1%程度になります。
ただし、自分が良くいく店舗やECショップでの還元率の高いカードをメインカードにします。
そして、メインカードを決めたら、同じ要領でサブカードを決めます。クレジットカードも磁気の損傷などのトラブルもあるので2枚はあったほうが安心です。
ポイントを有効に使う。
そこでポイントの使い道もなるべく有効に使うように前もって計画を立てておきましょう。
ポイントの使いやすさも大事な要素です。
たとえば「ポイントに有効期限があり1000p以上でなければ交換できない」ような不便な
カードはだめです。
クレジットカードで危険な4つのNG項目。
- リボ払いは絶対ダメ。理由はリボ払いの金利です。この低金利時代に逆行するように年利10~15%みたいな金利をつけます。
- 年会費があるクレジットカードの注意点。基本は年会費無料でどこで使っても1%近い還元があるカードをメインに選ぶべきです。ただ、年会費を払ってもどうせ消費はしなければならず年会費を上回るメリットがある場合はサブカードとしてはOKです。
- ETCカードの年会費付きはNG。ETCカードに年会費が付いている契約に要注意です。必ず無料の確認をしてから申し込みましょう。
- ポイント目当てでのクレカの使用はNG。ポイントは買えば買うほど貯まります。ですが得だからと買いすぎては本末転倒です。
固定費をクレジットで支払うおススメ詳細記事は「家計の節約するなら固定費をクレジットカードで!」をご覧ください。
まとめ
今回は「家計節約は、まずは固定費を減らすコツのまとめ!」というテーマでお送りいたしました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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